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米国株式市場=続伸、債務上限問題巡る合意に期待

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    株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東G(4436) 副社長 COO

    きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸したほか、ナスダックも続伸。
    IT・ハイテク株には資金流入が続いています。
    序盤のダウ平均は軟調な推移が続いていましたが、終盤に上げに転じました。
    序盤の下げについては、取引開始前にローガン・ダラス連銀総裁の「まだ利上げ停止の論拠が見当たらない」との発言が伝わり、短期金融市場で6月利上げ確率が上昇し、市場を圧迫していた為か。

    米債務上限問題に関しては何も具体的な進展は伝わっていないですが、バイデン大統領がG7広島サミットから帰国後、何らかの決定が出ると期待されている模様。
    マッカーシー下院議長は来週下院で合意内容を討議すると述べていました。

    取引開始前に発表になったウォルマート<WMT>の決算も安心材料に繋がりました。
    既存店売上高が予想を上回ったほか、先行きに慎重さも滲ませていたが、通期の1株利益の見通しを上方修正しています。
    今週はライバルのターゲット<TGT>が売上げ動向の軟化を警告し、ホーム・デポ<HD>は消費者の反動減を理由に通期の利益見通しを下方修正していましたが、きょうのウォルマートの決算はひろまず安心感に繋がっている状況。

    米地銀株に買い戻しが続いていることもムードを高めており、前日に買戻しを強めていた注目のパックウェスト<PACW>は本日も上昇。

    VIXは16近まで低下して楽観広まってます(個人的にはVIX仕掛けたい気持ちも)。


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