中国のライブコマースで進むAI活用--AIライバーの可能性と課題点
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AIの技術的発展の方向性がまずは、省人化に進んでいることも理解出来ますし、その第1歩の技術だとも分かっています。
しかし、こういったコマースは、果たして人間が効果的に物を伝える事が重要なのでしょうか?
本当に効果的に伝えるだけなら、もはやライブ配信の形態を取る必要性から考える必要があると思います。
こういったライブ配信は、誰が発信しているか、という事が最も重要だと思います。
だからこそ、個人的にはAIの進化の方向性として、ライブ配信の省人化を進めるというより、より影響力の高いクリエイターを産むためのAIの進化があってもおもしろいかと思います。
注目のコメント
中国ではアパレル製品のモデルが欧米人であることが多いですが(日本もそうですが)、すでに自社製品を欧米人モデルが着ている画像がAIで生成されています。
欧米人のモデル(中国へそういう仕事をしに来ている人たちは少なくないですが)を雇う必要がなくなってきました。
このAIで生成されたモデルが動いて話し始めれば、ライブコマースもできます。
別にAIで会話が生成されなくても、日本でいうVTuberのように後ろで中国人が動いて話して、音声が変換されるのでもかまいません。
オンラインでバナナのたたき売りのようなことをやるライブコマースというのは、今や中国の一大文化を成していますが(日本人はあまりやらない、というか合わないようです)、それがヴァーチャルなものになったり、AIを活用することで独自性を打ち出す(非常に競争が激しい世界です)、というのは、当然どんどん取り入れられていくでしょう。
こういうのが技術の発展を促します。中国語で数字人(デジタルヒューマン)と言い、先日深センでこれ使ってライブ配信してる知り合いの会社に行ってきた、オフィスは人間よりデジタル人間の方が多かった、中国でライブコマースがすごく普及してて、一人の有名インフルエンサーだけで上場企業並みのお金が稼げてしまう、人間と違い電源挿しとけば24時間配信し続けられるので、
AIで1番稼げるのはライブコマースだろうといった考えでやり出す人が多い、ただこういうのが増えると市場が乱れるので、動画投稿サイト側がデジタル人間による配信の規制を始めそうネットに商品が溢れ、何を選んだら良いか、本当に迷います。信頼できない情報が蔓延している。だからこそ信頼できるインフルエンサーに頼るという時代なのかもしれません。
それがデジタルヒューマンになった時、どこまで信頼できるのか。
もう一つデジタルヒューマンには、重要な可能性があります。それはパーソナライズ。私固有のニーズに、インフルエンサーが答えてくれるなら、デジタルヒューマンもありな予感がします。