バイデン大統領と議会指導者、債務上限で来週会談－12日から延期
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2011年の米国債格下げの記憶もありますが、歴史的に100回ほど、引き上げてきています。期限のギリギリまで引っ張ってチキンレースを辞めて引き上げる可能性が高いでしょう。株価については崩れていませんので、懸念材には入っていないようです。
「米連邦債務上限を巡るバイデン大統領とマッカーシー下院議長ら議会指導者との12日の会談は、スタッフの交渉が続いているため延期」、「マッカーシー下院議長はスタッフ間の交渉を続けることが『より生産的』だとの認識で議会指導者が合意したことを明らかにした」 （＠＠。
共和党が下院で可決した債務上限法案は、岩盤支持層を固めることができれば無党派層の離反を招いても意に介さないだろう共和党保守強硬派のフリーダムコーカスの主張を丸呑みしたかのようなもので、同派の抵抗に妥協を重ねて１５回の投票のすえ選出されたマッカーシー下院議長が１２日のバイデン大統領との交渉で何らかの合意に至っても、共和党内を纏めることが難しいことを暗示しているように感じます。バイデン大統領にしても、民主党内左派を説得する難しさを斟酌すれば、とても呑める内容ではないでしょう。下手に妥協すれば左派の反発は必至で、１２日にその両者が会談して合意に至っても、指導部への反発が強まって共に党内を纏めることはしそう。
親分同士の交渉結果を受け入れず無責任な主張を続けるならもう知らない。決裂したら米国が大変な状況に追い込まれ、世界が混乱して米国の威信が傷つくことは分かっているだろう。無責任なことばかり言っていないで自分たちで直接交渉して勝手に決めてくれ、混乱したらあなた方の責任だ、と突き放した形になっているように感じないでもないですが・・・ いずれにしても、米国のみならず世界の安定のため早く決着して欲しい （・・;スタッフレベルでの交渉でどうにかなる問題なのだろうか？共和党が求める歳出削減に民主党が応じ、その内容を詰めているのだろうか？それにしても、最終的な政治決断がなければ問題は解決しない気がする。
