人事のプロが教える「正しい部下との向き合い方」
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お話しさせて頂きました。スタッフメンバーに正面から向き合い、期待と実態の差分を伝え、それをどう埋めるかを一緒に考える。埋めることを求める。これをしない限り、戦略人事、人的資本経営、カッコいいことを言ったところで何も変わらないと思っています。参考としてご視聴頂ければ幸いです。
【2023/05/13 22:00〜配信】
ジョンソン・エンド・ジョンソンで「HRビジネスパートナー」を務め、
ラッシュジャパンで人事統括を務めた安田雅彦氏による「THEリアル人的資本経営」2回目。
今回は、"部下のエンゲージメントを高めるアプローチ方法"について学ぶ。
外資系企業では当たり前だが、国内企業では、あまり浸透していないという「1on1」。
部下のエンゲージメントの確認、成長への期待と現在地の確認、モチベーションの向上など、
適切な方法で実施すれば大きな効果が得られるが、うまくやれているマネージャー層は少ないと安田氏は語る。
しかし「適切な方法」とは何か?
本講座の中では、安田氏の経験からまとめられた具体的な方法論やポイントが凝縮されており、
その全てを教えてくれる内容となっている。「1 on 1」と「アンコンシャス・バイアス」が記憶に残りました。「正しい部下との付き合い方」というよりは、広く「コミュニケーションの取り方」という内容であると思います。
コミュニケーションを正しく取るのに最も重要な信頼関係は、「聴く」ことにあるのだと思います。相手の話を聴くには、自分のほうが立場が上なんだ、自分のほうが実力が上なんだというような邪念を捨てることから始まると思います。意識は態度や言動に出ますし、相手が子どもであってもすぐに察知します。相手を下に見ると、それだけで「聴かなく」なると思います。
また、上下関係を意識させてしまうと、相手が自分に合わせてしまって、まず、本音を話してくれません。この状態が進行すると、相手は自分を守るために面従腹背になると思います。そうならないためにも、「聴く」ことは不可欠であると考えられます。
アンコンシャス・バイアスに関しては、「よかれ」と思ってやってしまうことも多々あると思います。知らない・無頓着ということもあると思いますが、やはり、ここにもコミュニケーションが双方向になっていないことが原因であると思います。
コミュニケーションというと「言う」ことばかりがクローズアップされますが、「聴く」ことがどれだけできるのかが、肝になってくると思います。