トヨタ売上高、過去最高の37兆1542億円…原材料高や半導体不足で4年ぶり減益
読売新聞
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業績の数値よりも、配当重視に舵を切ったことはトヨタの対株主取り組みで大きなターニングになったと言えそうです。東証から指摘されていたPBR1倍割れについて、経理本部の山本本部長が「重く受け止めている」と述べたのはトピックでした。
今回の決算をもとに世界のライバルと比べてみましたが、トヨタの先行きは少し心配です。単純な台あたり単価でいえば、トヨタはテスラやBYDばかりかVWやフォードにも届かない状態でした。台あたり利益では現代の射程圏内に入っています。既存メーカーにとってBEVの収益力が低いなかで、BEV150万台時の利益ターゲットはどうなるのか注目です。会見に参加していました。原材料高を為替の円安で打ち消した感じです。が、利益についてはステークホルダーと分け合った結果ですし、トヨタ自動車と取引先や販売会社との連携もかなり進んでいることが伝えられました。
BEV投入含めた次世代モビリティの覇者になるための備えには油断なく取り組んで欲しいものです。一方でアメリカ市場を見ると年初来の販売が前年同期比-6%のひとり負けで、フォードに負けそうなんだよね。ヒョンデの追い上げも強い。
2023 US SALES BY MANUFACTURER ANALYSIS
https://www.goodcarbadcar.net/2023-us-auto-sales-figures-by-manufacturer/