米大統領、銃規制強化訴え テキサス州の乱射事件受け
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〈そう簡単に銃規制できない現状〉
バイデン大統領は、銃規制に関する法案に署名することを発表しました。また、銃規制は再選キャンペーンの主要な公約となると述べています。
しかし、議会を通過させてバイデン大統領に届けることは容易ではありません。上院では多数派を占めている共和党は基本的に銃規制に反対しているため、バイデン大統領が民主党と共和党の両方と協力して法案を可決させる必要があります。持ってるものは使いたくなる。
力のある人はその力を見せつけたくなるし、お金持ちは散財したくなる。原発があれば稼働させたくなるし、武器を保持すれば威勢よくなる。もちろん、銃を持ってれば撃ちたくなる人も出てくるだろう。
世界を見渡してみても、アメリカほど「銃乱射事件」の多い国はないのではないか。にもかかわらず、どこかの誰かが利権のためにロビー活動に資金を突っ込み、議員たちをがんじがらめにし、法律を変えようとさせない。単純に「人としていかがなものか」と思うけど、また「人ほど残酷な生き物はいない」というのも事実だろう。
アメリカの、国民の良識しか、この悪法を変えられない。