物が届かなくなる原因は「2024年問題」だけでない? 物流で備えるべき“最悪の脅威”
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BCPねぇ
命あってですよ
食料、医薬品等生命に関わるものは輸送で補填しようとすべきではないが持論です。
これは25年に渡り物流業界で震災対応などしてきて考えたことです。
自治体単位で備蓄し、運用方法を決めておくことが極めて大事です。
物流は寸断された地域に入れるようになって機能します。
被災地のど真ん中へは二次災害や、混乱をきたすため外部から安易に入るものではないです。
よって、自治体単位で輸送手段等を地元輸送会社と提携することをお勧めします。
日本国内であればおよそ72時間あれば空輸なりで支援物資は届きます。
この間を凌ぐことが重要です。
被災により寸断された物流網を「売る」ためにカバーするのは営利目的のBCPでしかなく、本来の命を守るものではないのではないでしょうかね?
ちなみに輸送については、納品先に着くまでは発送元に所有権があるのが通例です。
輸送会社は積荷に破損等があった場合は荷主に保険などを使い弁済します。ただし、大概の輸送契約に天災によるものは除外する条項は入れてあります。
まぁ、売買契約上、積み地で荷物を積んだ時点から荷物の所有権を買取り側にする場合もあります。
多くは事業用ナンバーではなくいわゆる白ナンバートラックで輸送するなどに使われる方法です。
まぁ、違法ではないけど脱法行為かもね。
というか、逃げ道を作ってあったということかな。
いずれにせよ。
BCPの本質とはなんぞや?ってところを見直してみてはいかがでしょうか。
注目のコメント
私自身BCPに関して勉強不足ですが物理だけでなく、いろんな業界に必要なBCPの観点かと思いました。
業務を属人化させない、さらには業務を手順書などに明文化し、誰もができるように…特にこの点。
またまだテクノロジーによるイノベーションがない時代、物流にも優先順位やプライシング制度などを設けてもいいかと思いました。物流と言ってもトラックだけではないですからね。貨物電車、飛行機、船舶といったあらゆる物流手段においてBCP対応を予め検討しておく必要はあるでしょう。
あとは、運んでいる『モノ』の『所有権』が運んでいる最中の状態だとどこに帰属しているのかも、改めて整理しておくことも必要ですね。
発送元企業に所有権があるのか、運んでいる物流会社にあるのか、それとも発注企業(荷受先企業)にあるのか。
天災なとでモノが破損等した時に誰が損を被るのか、誰が補填するのか、といった取り決めも大事。
まぁ、普通は保険かけておくのだけど。物流倉庫が被災しようとも、中のブツが生き残れば基本はOKなんですよね。
昨今の台風でどれだけものが届かないことが発生していたか。台風の水害が発生しても配送しなければならないという業種は相当限られるはずです。
問題は、先日の日立物流のような人災ですよね。
https://newspicks.com/news/6573611