【参加可能】気候変動の「オンラインスクール」が大人気
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シリコンバレーで話題になっている「テラドゥ(Terra.do)」。2020年に登場したこのオンライン学校は、世界のエンジニアや投資家、ジャーナリストたちが、新しいキャリアと仕事をグリーン分野で始めるための、リスキリングのブートキャンプ式の教育プログラムです。12週間にわたる看板コースに加えて、エンジニア、投資家、農業など、各分野特化のコースもあります。
その創業者のアンシュマンさんと、スタンフォード大学の近くでお茶をしてきました。ゼロから学ぶのは遅くない。そして、なにより20人のその他の受講生たちが“同級生”となって、毎週みっちり宿題をこなし、議論をすすめてゆくというコホート型と呼ばれる学習ネットワークは、3ヶ月2000ドルという授業料の価値を支えるものだなと感じました。
本人は、めちゃくちゃいい人で、サービスを始めたきっかけは“中年の危機”だったと笑っていました。連続起業家であり、グリーン分野の人材ネットワークをつくるサービスは、いま3000人以上の卒業生コミュニティができています。気候変動分野の概要を体系的に学ぶオンライン講座、Terra.do(テラ・ドゥ)のことを日本語でも紹介してくださり、嬉しいです。自分も昨年1月に12週間のコースに参加したのですが、どこから手をつけてよいか分からなかった気候変動分野のことを基礎から同級生と一緒に継続的に学ぶ、という機会はとても貴重な体験でした。
タイトルにつけられている「同級生って、いいな。」が、本当にありがたかかったです。気候変動に関するトピックは時に難しく、時に政治的でもあり、同じ興味を持って定期的に話したり議論する機会が少ない分、毎週90分、課題を読んだ上での世界中の同級生とのZoomの時間はかけがえのない経験でした。
プログラム終了時に書いたブログ記事、せっかくなので共有させていただきます。
▶気候変動問題のオンラインスクール「Terra.do」を受講して学んだ5つのこと https://comemo.nikkei.com/n/n9dc4ff36cb6e
▶Climate Curation ニュースレター:https://socialcompany.substack.com/
プログラム参加中に課題の一環としたスタートした毎週のニュースレターも日英ともにちょうど今配信から一年が経ちますが、継続するための原点となるエネルギーをチャージしていただきました。
Terra.do卒業生からの割引コードもあるのでご興味ある方はぜひお気軽にご連絡ください☺
ちなみに創業者のアンシュマンさん、2005年にスタンフォードのMBAを卒業されたとのこと、あのスタジアムでジョブズさんのスピーチを生で体験した経験、その同級生とのつながり、それがどのように今のキャリアに活きているのか、ぜひ機会があったら聞いてみたい、と思いました。フィンテックがそうなってきているように、クリーンテックも一領域というよりは、他の産業に横串で関連するインフラ的な領域になりつつあります。そういった意味では、テラドゥみたいなコンテンツはむしろ環境以外の業種の人にも有益かもしれません。