EU「AI生成に表示を」 年内の合意目指す方針
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厳格な規制を敷く方向性のEUにおいて、べステアー氏の言葉に「AIを最大限に活用しながら」という一節が入ったことは、29・30日の技術相会合の成果ではないでしょうか。
EUでは、2018年に「EU一般データ保護規則(GDPR)」を施行し、以来、責任あるデータ活用、AI活用に重きを置いてきました。生成AIについても同様、保守的な姿勢を保ってきたわけです。
対する日本は著作権法の"緩さ"も背景に、推進派に位置付けられるわけですが、G7の議長国としては、こうした前向きな小さな一言でも引き出せたことは朗報だと感じます。
一方、これはEUだけでなく日本にとっても同様の課題ですが、国境を越えたデータの流通を促進しつつ、人の権利を守るためのガードレール作りは早急に求められています。
技術進化とサービス普及が非常に早い中で、「年内」というスピード感で追いつけるのか。日本政府には、より早い検討を望みたいところです。出典の明示やリンクを共有することで、活用する側がファクトチェックしやすくする形がよいと思っています。最終的には、開発者側がどのようなスタンスかによって、微妙な差が生まれるのではないでしょうか。
先日、日本での「陰謀論」を大学で研究する専門家に、生成AIと陰謀論、政治との関係について話を聞きました。今後注視すべきテーマであり、やはり開発者側の倫理観が問われるとのことでした。>AIが生成したことを表示する
これは任意にしたら表示しないだろうし、必須にしても罰則を設けるのが難しい。
自動的にAI生成の可能性を判定するAIを作る必要があるのだろうが、いたちごっこになりそう。
むしろすべてがAIを利用して生成されているという前提で考えてた方がいいのではないだろうか。