コロナ5類移行を正式決定 5月8日から、厚労相が発表
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まずは規制緩和の実現を喜びましょう!
一つだけ知っていて欲しいのは、5類になったからもうコロナに感染する心配はないと感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、「5類」だろうとこれまでの「新型インフルエンザ等感染症」だろうとウイルス自体には何も変化は無く、ただ国としての方針が緩和に向かっただけだという事です。
ワクチン、治療薬、病床の確保などにより、国としてある程度の感染の流行には耐えられる仕組みが出来上がったという考え方で良いと思います。
新型コロナウイルスは今も世界中で変異を繰り返しており、第9波も近いうちに来ると予想されています。その時の波が高ければ、また政府の介入があるでしょう。
別の考え方として、5類への移行は、自己責任への移行と捉えて良いと思います。特に国からの規制はないため、個人で必要に応じた対策を取ることになります。重症化リスクがある方は引き続き感染対策を継続し、リスクがない若者などはマスクを外してコロナ前の生活に戻ると思います。
こういった体制が取れる様になった事を喜び、自分自身でリスクマネジメントをして、人生を楽しんで行きましょう!感染症の分類が変わっても、病原体が突然変わるわけではありません。また、厳しい行動制限は現在もすでに行われていませんし、治療の公費負担は分類変更後も継続される見込みです。そういった意味で、一般市民レベルでは象徴的な意味合いの方が大きいかもしれません。
コロナとの付き合い方は、もう十分理解してきたと思いますので、再度大きな感染流行が起こった際に、基本的な感染対策をするのみです。そうでない時には、あまり強く意識を持つ必要もないでしょう。
5月8日には、もう一つ押さえておくべき変更点がありますので、そちらも合わせて知っておいてください。5月8日から、日本ではコロナワクチンの「春開始接種」が行われます。そこで対象となるのは、以下のような方です。
• 高齢者(65歳以上)の方
• 5歳~64歳で基礎疾患を有する方
(基礎疾患を有しない小児(5~11歳)は「令和4年秋開始接種」を受けることができる期間が延長されていますので、オミクロン株対応2価ワクチンを未接種の方は、引き続き1回の接種が可能)
• 医療従事者等及び高齢者施設等の従事者の方
まとめると、高齢者、基礎疾患、医療従事者が対象となり、追加接種が行われます。
そうでない方は当面の追加接種は不要です。次の接種は今年の秋になる予定のようです。こちらも合わせておさえておいてください。
参考
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_spring2023.html4月21日には「内閣感染症危機管理統括庁」創設に関する法案が国会で可決・成立し、GW後にはコロナ対応も終了する。日本の感染症危機管理は一つの時代を終え、新たなフェーズに入ります。次の危機には、より多くの方々を救える体制に変わっていくことを祈ります。