「大学教育のAI化」こそ“人への投資”の特効薬だ
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知識は過去のもの、知恵は未来のもの
ChatGPTを日々使っていると、知識の検索と習得については、
これでいいんじゃない?と思っていいる。
大学の教員は、「教える人」が「研究する人」に大規模に入れ替えられることになるだろう。(記事より)
まったくその通りだと思います。
そうあって欲しいと思います。
未来の知恵の創造のために。
注目のコメント
大学の講義の一部は教科書的な内容に依存するので、たとえば何年分かの講義を蓄積して学習させればうまく行くのかも知れません。ただ勤務先で見る範囲では、教員は教科書に書いてあることばかりをしゃべる講義をしているわけではないので、教科書的な部分をAIが代替してくれるのであれば、ありがたいですね。
大学で教科書の比重が高い科目のひとつは第二外国語なので、外国語学習者の発音を聞いて、その音の矯正法を適切に指導できるAIがあれば、外国語の授業はもっと違う内容にフォーカスできるように思います。「XXのAI化」という議論がでると、必ずといっていいほど「XXの仕事はそんなに単純じゃない」という議論が出るのですが、落ち着いて考えてみると仕事を細かく要素分解していったときに、AIに任せられるものと人間が真にやるべき仕事と分けられると思っています。
例えば、大学は毎年多くの人が旅立ち、多くの新人が入ってくる場所です。
プレゼンテーションのやり方一つにしても、毎年毎年同じことの指導の繰り返しです。「文字が小さい。最低24ptにしたほうがいい。話の流れはボトムアップではなく、トップダウンにしたほうが圧倒的にわかりやすい・・・」これ、今年に入ってからだけでも何度口にしたでしょう。
補足のために申し上げておきますが、もちろんそういったノウハウは研究室内ですでに文書化しています。しかし、みんな自分のプレゼンに指摘されて初めて気づく人が多いのです。
そういうのは、それこそAIが教えてくれて良いと思うのです。それで時間が確保できたら、もっと別の教育や研究に集中できます。