ファースト・リパブリック、戦略的選択肢検討-予想超える預金流出で
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ファースト・リパプリック預金41%減少。こうやって財務状況が懸念だと周知されていること自体に意味・価値があります。なぜならば、シリコンバレー銀行の破綻は「突然死」だったからです。シリコンバレー銀行の破綻を教訓に財務状況懸念がある銀行を事前にみんなで助け合う動きが起きました。具体的には、3月17日に発表された、米大手銀行11行が協力し合うという、異例の支援です。JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなど大手銀行11行が中堅銀行ファースト・リパブリックに対して合計300億ドル(約4兆円)を預金すると発表しました。これ、どういうことかというと。米国内で、中堅銀行からの預金が流出して、大手銀行に一部預金が集まる動きがあります。信用不安の拡大により、国民の考えとしては大手銀行の方が安心だとの心理が働くわけです。ただ、この動きが加速すると、正常なハズの中堅銀行のバランスシートが傾くことで破綻する可能性を否定できません。大手銀行としては、金融システム全体の安定を計るためにも、中堅銀行を破綻させない事を望みます。そこで、大手銀行から中堅銀行へのドルの供給を行い、国内でドルの循環を作っています。
https://us.kabutan.jp/stocks/FRC/news/n202304250079
~時間との戦いと言う側面も(リーマン時と比べ対処にスピード感要りそう)