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マッチング理論で「都市一極化」は解決するのか?

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  • Re:gion Picker / 株式会社コラレアルチザンジャパン 代表取締役

    地方でマッチングアルゴリズムを実装する場合は、地域が抱えている課題や情報の「鮮度」が重要だと感じています。

    都市在住者は、マーケットとしてのマス(サービスを享受する集団)があるので「専業」としてのビジネスが成り立ちますが、地方の場合はそれだけでは生活が成り立たず「副業」としてのアクションになってしまい、物理的な時間と労力をかけづらい側面があります。それが結果的に地域の情報の更新性を鈍らせてしまい「鮮度」が落ちてしまう。

    就職や入試等の、ライフステージの中である程度短期的なマッチングには、地方でも有効かと思いますが、地方移住となると即時性のある情報が求められているにも関わらず、刻一刻とかわる地域のニーズや情報をオンタイムで更新・取得できないことが結果的に「こんなはずじゃなかった」というミスマッチ移住を生んでしまっているのも事実です。

    私が理事として活動している一般社団法人ジソウラボでは、地方自治体が移住施策として一般的に行なっている、住まいや教育のサポートではなく、生活しているからわかる「地域の課題」を明確化し、それを解決する移住人材を募集する移住起業伴走するプログラムを行なっています。地方で、自らのキャリアを活かしたい、自己実現したいという都市生活者がいる一方で、地方に行ってみたら受け入れてもらえなかった大事にされなかった等のミスマッチをなくす為です。

    上記を実現する為には、

    地域に解決したい課題があるかどうか
    生業として成立するかどうか
    同じ立場に置かれている仲間がいるかどうか

    を丁寧に言語化して情報の「鮮度」をつねに新鮮にしておくことが重要で、地方生活者は都市に目を向けるのではなく、まずは自らが置かれている土地のコンテクスト(文脈)を読み解くところが「都市一極集中」を是正する第一歩目だと思います。

    参考:一般社団法人ジソウラボの公式HP
    https://jisolabo.com/


注目のコメント

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    株式会社コネプラ 代表取締役 / マンション管理士

    狭小地域専用のコミュニティアプリを運営していますが、我々がこのBizを開始するに至った背景の一つが、

    「地域社会/地域コミュニティ活動においては経済的なインセンティブを付与する仕組みが採用されにくく(eg自治会・町会)、神の見えざる手が機能しにくい。結果、一人ひとりが保有している地域情報(保育園情報・町の情報・防犯情報など)が地域内で共有されにくく、また、情報が価値化・集合知化されない」

    という点でした。
    マッチング理論では、まず「個人の希望」が初めにあるのが前提だと思いますが、上記の通り、こういった地域社会や地域コミュニティにおいては、

    ■そもそも情報がないため、希望まで至らない(無知の無知)
    ■必要な情報が足りていないために、自分の希望が本当に希望するものか明確でない
    ■希望があっても出せる場所がない(情報交換・共有プラットフォームの不足)

    という問題があります。
    例えば、保活で言うならば、「〇〇保育園に行きたい」という希望を出せるだけの情報・根拠が不足しているため、結果、その希望に基づいてマッチングしたとしても、ミスマッチが生じやすくなります。かく言う我が家も、二人目の子は一年で保育園を変更することになりました。

    よって、まずは地域情報を価値化する仕組み(貨幣経済・ボランタリー経済問いませんが、情報を出したいと思わせることができること)を作ること、これをマッチング理論と同時か、または先に解決することが必要と考えています。

    私の視点は、地域情報の価値化・共有化という点ですが、呉さんが指摘するように、まだまだ工夫の余地がありますね。



    ■参考:成毛眞 with 小島武仁 「マッチング理論 × 資本主義」
    https://newspicks.com/movie-series/58?movieId=1981


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    アクティブ・コネクター 代表取締役

    「地方が人を集めるのであれば、(家族やパートナーの状況含めて)きめ細かな配慮もときとして必要だと思います」
    という最後のメッセージがとてもしっくり来ました。

    地方が人を呼び込むにあたって、引っ越してでも通わせたい!と思うような教育施設があるということなど含めて、その地の魅力を上げていくのが大事かなーと。例えば軽井沢の風越学園があるから軽井沢移住を考えていると言っていた友人が何人かいました。

    マッチング理論はマッチングさせられる人が「No」という権利がほとんど与えられていなければそのアルゴリズム通りにうまくいくかもですが、現実にはそこまでの力を持って人の人生を決定出来るようなシチュエーションは限られているように個人的には感じます。私なら大企業で気に入らないポジションに配属されたらー例えどんな優秀なマッチング理論のアルゴリズムで決められたとしてもーその会社ではたらくのを諦めて転職活動をするかなーと思いました。研修医制度という制度がとてもレアな事例なのかと!


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