テスラ、1─3月粗利益率は2年ぶり低水準 「利益より成長優先」
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EVはガソリン車と比べて、製造が容易な為、参入障壁が低く、価格競争になりやすいのだと思います。
また、環境対策による各国の補助金の影響も大きく、政治的なリスクも大きくなります。
特に中国は、テスラから技術を学び、国産でいける、と判断したら容赦ない判断をしていくと思うので、今後テスラは更に厳しい環境になると思います。
注目のコメント
市場がレッドオーシャンの局面ゆえ、価格を下げてもキャシュッフローがまわり無理なく増産を続けることができれば勝ち残りのチャンスあり、営業利益率等も二桁を維持できているのでこのまま進めーーーとオートパイロットが指示していることでしょう。
テスラの値下げ戦略を読み解くと、守りでは需要減退と競争激化に対応、攻めではコスト競争力を武器に一気に競合淘汰を狙うというところだと思います。決算説明の中でも、「当社の足元での短期的な価格戦略は、自律性、スーパーチャージ、コネクティビティ、サービスを通じたテスラ車の潜在的な生涯価値を考慮した、車両当りの収益性に関する長期的な視点を考慮しています」と述べています。EVの勝負は、ハードとしてのEVだけではなく、半導体、電池、ソフト、自動運転等のエコシステム全般にシフト。テスラの値下げ戦略で、ハードとしてのEVだけでは生き残れないタイミングがより早期に到来するのではないかと思います。