性暴力予防のポスター使用中止に 内閣府、別作品と類似
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注目のコメント
包括的性教育が不十分な日本において、性的同意についての啓発は非常に大事なので、ポスターが掲示されなくなってしまったことは非常に残念ですが、この件で逆に「性的同意のあり方」に関心が集まってくれれば…と期待します。
日本では、同意の確認の重要性自体も認識されておらず、同意についてだけでなく性的な知識の教育も不十分であるにもかかわらず、性的同意年齢が13歳です。なにも教えていないのに、法的には13歳で自分で同意の判断ができるとみなされてしまっています。本当に子どもを危険にさらしている社会で、包括的性教育の完了後に性的同意年齢は設定されるべきです。
啓発だけでなく教育と法律のアップデートも大事。
そして無断使用はもちろんダメですが、イラストの盗用ではなく類似性というのは判断難しいのでは、、と専門外ながら思い、こういうところこそAIの出番ではないかと。
そしてこのお蔵入りポスター制作と回収費用が税金でまかなわれるのか、、というやるせなさ。
普段から啓発に携わっている身としては、本当に啓発には予算がつかないので、大事な税金からの予算が活かされなかったことが残念でならないです。本件の趣旨とはズレますが、『私がNOなら性暴力』は普通に問題なのでは。
啓発は重要ですが、ベクトルとして『私がNOなら性暴力』『怖くて何も言えなかった』というような『明確な意思表示をしないこと』の全力擁護ではなく
『嫌ならNOとハッキリ言おう』『NOと言うことは大切な権利です』と意思表示を促進する方が正しいのでは。
法律が保護すべきは自由な選択機会の確保であって、意思が制限されていない場面でも『あの時は怖くてYESと言ってしまった』『何も言えなかった』との言い分を認めるかのような表示自体もズレてるような気がします。
デザインも標語も何か問題がありそうな…このポスターの論点は著作権ではなかったはずだが、それを理由にするしかなかったんだろうなぁ
追記:このポスターがTwitterで炎上した理由のひとつは「男性が一方的に同意を解釈して女性を困惑させる」アンコンシャスバイアスの元に描かれている事で、男女の立場が逆でも成立することが無視されている事でした。