「アンカー」がスマホのバッテリーで“ひとりだけ勝ち組”になれた「明快な理由」
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「ガンプライム(GaNPrime)」を搭載したAnker 733 Power Bankを去年買いました。コンセントへの接続なしでPC(MacBook)とスマホ(iPhone)を同時に充電できるパワーを有しているので、重宝しています。約15000円しますが、だいぶ「買い」です。
Ankerはバッテリーの印象が強いですが記事も出ているEufyやNeburaブランドを打ち出したことで役割ごとの棲み分けができています。Eufyはスマートホーム関連、Neburaはプロジェクター関連です。Eufyブランドにはロボット掃除機だけではなく、紛失防止タグやハンディ掃除機、体重体組成計やペット向けのカメラや水飲み場も含まれています。
そして近日水拭きコードレス掃除機や移動式冷蔵庫も世に出す予定ですが、これはEufyブランドとしては出さないようです。見た目は同じでも規格が進化して「より高電圧」を扱うようになってきています。本来こういう製品、「きちっとした難燃設計」が必要なのですが、その重要性が十分に周知されているとは言えません。
委託先が「指定された難燃剤を勝手に変更した(高いんですよね…)」ために発火事故を起こした、なんて例は珍しくなく、niteも注意喚起のリリースを出したりしています。
なので、ここのように「ブランドを前面に出し、製品に責任を負う」態度を見せるところでないと「恐ろしくって」買う気にもなれません。
でも最近なんか「品物が高くなってる」ような…(笑)。成功した理由は
・安くて、性能が良い
・スマホ普及による需要増
・ユーザー視点の製品
疑問に思ったのは、なぜ安くて性能が良いものを作れるか?
そのひとつにファブレスモデルによる経営がありそうですが、これは他社も真似できそうに思えてしまいます。
やはりスマホ時代初期から一気にシェアを取って規模の経済が働いているから安く良い製品を作れるというのが妥当な答えなのでしょうか。
そうだとしたらファーストペンギンは、リスクを抱えながらも大きなチャンスが得られるというのも説得力が増します。