国際的写真コンテストでAI画像が優勝 「主催側にAIを受け入れる準備があるか試した」 作者は受賞拒否
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最優秀賞を受賞したエルダグセン氏の行為は賞賛に値しますし、敬意を表したいと思います。
生成AIの躍進は目覚ましく、こうした画像生成だけでなく、周知の通り文章生成でも、ニュースランキングでAIによる記事が1位を獲得するといった事象が少なからず見られるようになってきました。
著作権が誰に、どこにあるのかという点では難しい議論が残ってはいますが、私たち人間が行う創作活動においては、もはやAIと共にクリエイティビティを追及する段階に入ったと、個人的には感じています。
そもそも絵画→写真という進化段階でもこの議論はあったでしょうし、絵筆→デジタルアートという変化においても同様に行われていたはずです。現代の写真においても明度・彩度調整などの画像編集がどこまで許されるかという議論は今もなお行われているように思います。
テクノロジーの進化によって、古典的な芸術の価値はもちろん残りつつ、新鋭的な芸術として、AIというテクノロジーを活用した人と機械の協働によるアートの価値は認めらるべきですし、これまでも芸術はその変革によって、新たな領域を開拓してきたはずです。
芸術は、ある側面ではその時代の文化を色濃く反映するものだと考えると、むしろ後世のためにも、こうした技術の歴史を芸術の中に取り込んでおくことが、長いアートの歴史を形作っていくことにつながると思うのです。羽生さんがAIに勝てないのだから、たいていのカメラマンは勝てないでしょう。
確かにこの画像は写真ではないので、コンテストの要件を満たしていないのかもしれませんが、単に「作品」と考えた時に、「人が撮ったものでないと感動しないのか」と問われると、答えに困りますね。宣伝が上手い。研究者でもアーティストでも、有名になる人は、クリエイティビティやスキルがトップクラスであるのはもちろんだけど、自己宣伝の能力もトップクラス。なぜならトップクラスのクリエイティビティやスキルを持つ人はたくさんいるので。