いつまで我々は人事評価で悩むのか?
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コメント
注目のコメント
「本質は人事評価制度ではなくて、評価をする側の管理職や幹部をいかに育成するかなんです。」
このコメントに全てが詰まっていると思います。制度はあくまでも組織をよりよくするための一つのツールに過ぎず、それを活用する「人」をいかに望ましい方向に育成していくのか、ここにかかっていますね。コンサルティング業界や組織・人事領域に興味のある一学生として、非常に興味深く拝見させて頂きました。
確かに最近は人事評価に限らず働き方改革など、従業員のモチベーションが上がる「魔法の杖」を求めて実行している企業が多いように思えます。
しかし、それらは基本はマイナスをゼロに変える方法であり、プラスに変わるようなことを期待してはいけない。むしろ思ったように魔法がかからないと、期待していた分のギャップを感じてしまいモチベーションが下がる。プロフェッショナルのお話だからこそ、まだ社会経験のない私にもすんなりと頭に入ってきました。
結局は、企業の課題がどこにあるのかを根本的に理解し、そこに真摯に向き合うことが鍵になってくるのだと、学生ながらに感じました。人事評価制度に対して過度な期待を抱いていらっしゃったり、誤解をされたりしている中小ベンチャー企業の社長・人事部長は多くいらっしゃいます。そのような社長・人事部長の方々に人事評価制度に対する適切な認識を持って頂きたいという強い思いで執筆しました。
人事評価制度の構築や改良に悩んでいる中小ベンチャー企業の社長、人事部長、人事担当者が「これからの人事評価」を考えるきっかけになれば幸いです。