リスキリングに必要なのは「資格」よりも「問い」? AI時代の生存戦略を考える
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著者です。
以前、技術肌のプログラマーだったのですが、ChatGPTに触れてみて、触れれば触れるほど「すごい!」「おもしろい!」と感じるとともに、以前、技術者として、プログラマーとしてのこだわりだったところが、「これ、きっとAIのほうが得意だわ」と肌感覚で感じたとき、AIともっとも縁遠いと思われていたプログラミングの世界が「もっとも近かったか……」と。
リスキリングの記事を読むと、「プログラミングを勉強している」みたいな声をよく見聞きするのですが、ChatGPTが出てきたいま「あれ? そこじゃないかも」とも。
さて、これからの未来はどうなっていくのでしょうか。人と人との関わりとか、体験といったところが大切になってくるのかな。それって、ちょっと泥臭い部分なのかもしれませんが、ここ数十年の社会は、核家族化が進み、人のつながりが分断する方向だったので、それはそれでアリなような気もします。
便利な道具は道具として楽しく使いながら、人は、人しかできない営みを続けていく。それでいいんじゃないかな、なんて思いました。個人が自立しているからこそ相互依存が成り立つ。
一人ひとりが当事者意識を持って、しっかり自立していることが大事。他力本願で依存し合うだけでは価値を生むことはできませんからね。
問う力、課題設定力は、そのために求められる力の1つですね。AIとの対話力は、わかりやすい例です。情報が溢れ、テクノロジーによる便利さも格段に進化している時代において、過去に獲得したスキルだけで生き抜くことは、ほぼ出来ないと改めて認識したい。"問題提起"の視点をもつこと…当たり前を疑い、自ら"問い"を立て、ものごとの本質を追求し、"解決"を生み出すことは、未だ置き換えることができないスキルであり、非連続な変化が当たり前となる環境下では、最も重要なSurvive Skillになると思う。リスキリングは、"学び直し"と和訳されることが多いが…、個人的には、"学び増し"として捉えたい。変化に適用するために、基軸を少しずつ移し、学びを追加し、深化・進化させていく…ピボットするイメージが合うと思う。資格を取ることで終わらせている…残念な状態を避けたいですね。