G7外相会合 ウクライナ情勢 ロシアに即時無条件の軍撤退求める
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林外相がいうように「グローバル・サウス」へのアプローチが急務です。そのカギを握るのがインド。先週ニューデリーを訪問して政府や軍の高官らと議論をしました。3月にインドが議長国を務めた(G20)外相会合に林氏が欠席したマイナスの影響を感じましたが、先日の岸田首相の訪印で取り戻した感じです。些末な国内問題で世界情勢の大局に悪影響を与えるような過ちは繰り返してはなりません。
「ロシア軍のウクライナからの即時・無条件撤退を求める」ために、G7が何をするのか、日本がそこでどんな役割を担い、行動をとるのか。
「ロシアが第三国を介して制裁を回避することを防ぐ」ために、G7にはどんな切り札・カードがあり、それをいつどう使うのか。日本はそこにどう具体的にコミットするのか。
「法の支配に基づく国際秩序を守り抜くG7の決意を世界に示す」のはいいが、それによって、当事者であるG7の企業や国民、および新興国や途上国はどんな利益と安全を得るのか。
議論は大事。G7の一致も大事。
これらの重要性を否定するものでは全くありませんが、それだけではグローバルサウスはついてこない。リアリズムの生命力を過小評価し、価値観の説得力を過大評価しているうちは、情勢は動かせない。自己満足の域を出ない。
1つでもいいから、ウクライナ情勢で、こうすれば中国はかなりの確率でロシアを公式に非難し、西側と協調するという手立てを議論し、合意に至るのであれば、即時・無条件にそれ実践することが重要だと思います。G7は仲良しクラブでも同好会でもないんだから。G7外相会合に合わせて、前後日程も含めて、軽井沢プリンスホテルは貸切になっています。
和歌山県のテロ事件を受けて、長野県警もピリピリしているかと思いますが、軽井沢プリンスホテルは壮大な敷地面積の大半が森林、森の中にホテルとコテージが点在しているので、それこそ見知らぬ人は迷ってしまうので、比較的安心ですね。