【読書】あなたの「努力」には、何が足りていないのか
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報われる人は努力を手段に過ぎないと考え、
報われない人は努力を正義だと考える。
頑張っている姿は美しいものだが、がむしゃらに努力すればいいわけではない。
「自分は何を成し遂げたいのか」「そのためにはどうすればいいのか」を整理した上で、必要なら努力しよう。
自分がやらなくていいことや、自分ではどうにもならないことに時間と労力を費やすのは「正しい努力」とはいえない。
とりあえず時間をかけてやった気になっていた自分がいるから気をつけていきたい
注目のコメント
努力していると思わない。
そんな状態になってこそ習慣ですよね。報われやすくなる思考や行動が自然にできているということ。
はじめは「おっといけない」って、ささやきながら自分の思考や行動を修正する。ダメなところを面白がる。
これを身につけなきゃって、辛い努力にならないようにしましょうね。これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
「努力は夢中に勝てない」という日本語に訳されていますが、論語で登場する孔子のこの言葉に尽きると思います。
報われている人って、努力を努力と思っていないフシがありますものね。
すごく矛盾しているようにも感じますが、結果を出してやろうという下世話な下心に満ちた心の状態でやってもかえって結果が出ないもの。
「~せねばならない」といった呪縛からの解放がまず必要なんだと思います。今週の10分読書は、「努力」の方向性についての本です。
「努力は必ず報われる」「努力は実る」という言葉がありますが、そのベクトルには注意が必要です。
例えば、試験問題でノートにまとめることに注力してしまって、肝心な内容を覚えていない、というのは誰もが一度は経験したことがあるかと思います。
本書は、心理学的観点から努力が報われる人の特徴について解説されていますので、いずれも科学的に正しく、効率的に成果を上げることができます。
ただし、必ず万人に当てはまるものではないので、自分にあったものを取り入れながら実践してみてください。