【新】オスカー受賞「エブエブ」Pが語る、最強映画の作り方
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いやぁ、とにかく熱いインタビューでした!
現在世界で308受賞542ノミネートで賞レースを総なめしている「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のプロデューサー、ジョナサン・ワン氏にお話を聞きました。
そもそも映画のプロデューサーって何してるの?と言う話から、どうやって最強のクリエイティブチームが生まれたのか、それぞれの生い立ちなどを含めて聞いていると、なるほど、だからこそこの映画が今生まれたのかと腑に落ちました。
いわゆる典型的なハリウッド、映画製作会社大手とは違う道を目指して生まれた「A 24」という新進気鋭の映画製作会社が裏でバックアップし、思いっきり豊かな才能が花開いたんですね。
そして重要なのは、ワン・プロデューサーの話は映画づくりだけの話ではないということ。全ての仕事にも共通することです。
自分を曝け出せる環境で、とことん馬鹿なことを言い合って、みんなが大笑いし、いろんな叡智を集結して同じゴールに向かう。どれだけ強いチームを作れるのかと言うことを突き詰めた結果がこの映画だったのだという気もしました。
ぜひ、御一読ください。映画「Everything Everywhere All At Once」、皆さんはご覧になりましたでしょうか?不思議なパワーとクリエイティビティが爆発した作品です。
ダニエルズ監督とA24のことは話題になっても、ジョナサン・ワンプロデューサーのことが話題になる場面は、特に日本では少なかったと思います。
しかしこの3者の1つでも欠けていれば、今回の快挙はきっと成し遂げられなかったのだろうと、ジョナサンさんの話を取材で聞きながら思いました。
そしてA24に続き、ユニバーサルと今後どんなビッグな作品を生むのか、楽しみです。
今回の特集では普段はあまり光が当たらない「プロデューサー」にフォーカスしました。
取材を進めるほどに、彼らの役目の重要性を知りました。やはり世界で勝負をするには、クリエイティビティとビジネス感覚の両方が求められているのだと思います。今後もウォッチしていきます。宮崎監督と鈴木さんの関係を思い出した人も多いと思いますが、やはり誰と組むかはとても大事だと。そして「三つ子の魂百まで」、子供の時に純粋に感じた「好き」「楽しい」をもう一度思い出してみようと思わせる記事でした。