リスキリングは個人への給付に比重を 政府の労働市場改革原案
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
リスキリングって、他人に言われてやるものではなく、本人の意思でやらないと結果出ないですよね。
みんながみんなリスキリングしてガツガツ成長変化し続けたいからというと、そんなことは無いはずで。やりたい人がやりやすくなる支援は必要だけど、給付ばら撒くのは違うんじゃないかと。
リスキリングやセカンドキャリア、副業を謳って「この講座を受ければ1ヶ月で収入20万円!」みたいな情報商材がわんさか蔓延っている中で、税金そこに吸い取られて終わりってことにならないように、ちゃんと考えて欲しいです。何よりも気になるのは「労働移動の円滑化を図るため、同じ勤務先に20年を超えて勤めた人の退職金にかかる所得税の軽減措置を見直すことなども明記されました」という部分です。それはそれで良いことだと思いますが、税のあり方以前に、企業の退職金の仕組みとして、1社の勤続年数が短いと損をする仕組みが残っている企業も多いです。内外無差別で在籍期間の貢献に応じて退職金が計算される仕組みにならないと、ジョブ型は遠いと思います。
補助金の給付が個人の選択に委ねられることは正しい方向性だと思いますが、他の方もコメントしている通り、単なるばらまきにならないことを願います。そのためにも、政策の具体化が終わってからではなく、具体化の段階から統計や因果推論の専門家に検討に加わってもらい、事後的な検証の牽制が効くと良いのではないかと思います。個人への直接給付が増えることは、リスキリングに関わらず学びに必要な個人負担の支援という意味では望ましいと考えます。
一方で、個人負担でリスキリングを強いる流れにならないか不安です。DXやSXなどの事業変革に伴うリスキリングにかかる費用は、政府や企業が負担するのが筋です。
リスキリングも含めて学びを個人の責任にしているようでは、学びへの動機が生まれにくいです。
退職金の長期在職者優遇措置の見直しは、ようやくですね。