【世界展開】TBSが300億円投じた「クリエイター集団」の正体
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ネットフリックスが日本の映像コンテンツ制作現場にもたらした影響は大きい。
昨年、総務省からの依頼で放送業界で働くフリーランスの就労環境ヒアリングを行った時も、異口同音にネットフリックスが絶賛されていた。
メディア・エンタメ業界は担い手志望が多く競争が激しいだけあって、一握りの高収入の上流会社の社員を除き、大量の孫請けひ孫請け会社のスタッフやフリーランスの劣悪環境ややりがい搾取がまかり通っていたけれど、良い作品を作るためにしっかり(人件費含む)予算をかけるという当たり前のことが、日本でもスタンダードになっていくといいな。
そうじゃないと、世界で戦えない。ドラマや映画だけでなく、ゲームも含めたエンタメの世界は今や莫大な予算がかかります。「Stranger things」Season 4では、1話の予算が$30million。一方でここにも触れられているオスカーを取った「Everything Everywhere All at Once」は$25millionの「格安」予算でした。こうしたゲームで世界を相手にどう勝つか、これまでとは全く違った発想とアプローチが必要に思われます。
昨日付のWSJはストリーミング大手がよりコスパ重視の戦略に転換しつつあることを報じています。
https://www.wsj.com/articles/the-video-streaming-numbers-game-is-shifting-5cca8d5?st=nnl6z61fcv8xl3s&reflink=desktopwebshare_permalink良い動き。例えばアジア諸国のNetflix、いつ見ても視聴ランキングの半分以上は韓国Kドラマ、日本のそれは見た事ない。頑張って欲しい。要するに世界人口に占めるアジア人種の割合が激増した結果ハリウッド映画に必ずアジア人俳優がキャストされエブエブがアカデミー獲るという話。その市場を少しでももぎ取らない限り老成国家のドメマーケットだけとっても死あるのみという話。
ちなみに我々世代がザセブンと聞くと由来は愛と幻想のファシズムだろうとしか思えない笑