バイトダンスの22年利益79%急増、アリババとテンセント上回る-FT
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バイトダンスのEBITDAは79%増の約250億ドル(約3兆2900億円)、テンセントは1640億元(約3兆1900億円)で、バイトダンスがやや上回りました。
消費者の囲い込みは揺るがないものになっており、あとは経済圏を広げビジネス基盤を強固にするステップとなります。TikTokは、既に日本でも広告枠が増えて企業が注目するプラットフォームになっています。
今後は、MetaやTwitterのようにゲームアプリなど開発者向け施策も充実させながら、企業側の需要を喚起し定着できるかが、これからの鍵となるでしょう。求む:決算内訳解説記事
バイトダンスのTiktokは、ユーザーとして見ていても進化が止まりません。何よりレコメンドの質がとても良いので、やめられなくて視聴時間がとにかく長くなってしまいます。
もちろんTiktokerなど今までのようなSNSインフルエンサーは存在しますが、何よりすごいなと思うのが、最近のアイドルグループがTiktokの使い方が上手なこと。Tiktokで流行を作り、サブスク音楽の売上を上げていることは間違いありません。キンプリのIchibanは、踊ってみた動画の数もとても多かったですし、BE:FIRSTも毎日更新しています。LDHのiCONZ組もかなりの更新度です。日本人ラッパーもTiktok経由でしょう。音楽やダンスのトレンドはTiktokなしには語れないと思います。それを見ている私もだいぶ依存度高いです(笑)
また、Tiktokの次を作るための新規事業も秀逸。どれくらい伸びてるかは数字が知りたいところですが、全体的な打ち手として日本っぽくないアプローチが好きです。Tencentが約239億ドル、Alibabaが約225億ドルで、これらをEBITDAベースで上回りましたね
ByteDanceの売上の80%は中国な一方で、TikTok自体は赤字、というやや複雑な構造。
加えてTikTok はヨーロッパ中心に禁止の動きがあるなど逆境に立たされる中、コマースの売上で2023年度は黒字化を目指します
SNSとして不動の地位を築いた感もある中で、以前のFacebookのようにどのように収益モデル化するかがいよいよ問われますね