「魅力最下位」から脱出？ 名古屋が「世界50選」に
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タイム誌のは「名古屋」は名古屋市と周辺の地域も含めてで、魅力のアンケートは「名古屋市」で、違いはあります。
タイム誌で名古屋市内の観光地で挙げていたのは、中部電力ミライタワー（旧:テレビ塔）で他は記事にあるジブリ、半田の蒸溜所や、犬山にできたホテルなどもあげられています。
海外の人はモノステイ（同じ都市での滞在）より、そこを拠点に周遊したりするイメージなので、「名古屋」となると魅力は増すと思います。
個人的には名古屋市内も有松や四間道の江戸時代の風景が垣間見える街並み、文化のみちなど白壁の大正モダンな建物、大須や円頓寺の商店街、東山動植物園や名古屋港水族館、レゴランド、産業技術記念館（トヨタ自動車の歴史）、熱田神宮とその周辺など、（他にも挙げたいですが）素敵なところはいくつもあります。
ただ、名古屋市に住んでいる人がそこに行ったことない、知らないなどもあって、「名古屋はつまんないよ」と言いがちです。私は知り合いがそういったことを言うと、「街の良さを知らないあなたがつまらないだけで、街は面白いよ」と言うようにしてます。大河ドラマで沸いている愛知県三河地方出身です。いいニュースではありますが「観光客にニーズを聞いても分からないというだけ。観光でのイノベーションはお国自慢から始まる」という星野佳路代表の理論から言うと、もっと自分たちでお国自慢を深掘りして欲しいなあと思います。ほかの地域も含め、日本にはまだまだ知らないいいところ一杯あると思うので。
米TIME誌が「世界の最も素晴らしい場所50選」として評価した「Anime and whiskey」は名古屋市ではなく、長久手市のジブリパークと知多市のサントリー知多蒸溜所です。もしかしたら、担当記者は久屋大通公園と名古屋テレビ塔のホテルを取材しただけで、熱田神宮や名古屋城、リニア・鉄道館、名古屋市科学館、名古屋港水族館、東山動植物園などには行っていないのかもしれません。Anime関連でもジブリパークだけでなく「世界コスプレサミット」にも着目して欲しかったですね。まずは、今回の世界50選をきっかけとして名古屋市民が地元をもっと自慢してもらいたいと思います。
