「日高屋」従業員に株4億円譲渡 無償で、創業者「感謝の気持ち」
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ハイデイ日高創業者が、個人資産を個人の判断で従業員に配分するということです。米国や英国における「パートナーシップ」という企業組織形態の報酬制度のように利益をパートナー間で分配するような印象を受けました。(同社は上場会社であり、継続的な制度でもないのであくまで印象の範囲です)。
今回は「共に歩んできた方への個人的なお礼」とのことですが、粋な判断ですね。このようなお礼をもらえば従業員の皆様のモチベーションは上がると思います。創業者の株を従業員に贈与。従業員、しかもパート・アルバイトの方も含む、この取り組みは素晴らしいです。記事にあるように『共に働いてきた従業員への感謝の気持ち』との言葉には、年間100社以上企業訪問しているアナリストとしても、ぐっとくるものがあります。一般的に、上場企業の場合、利益のリターンを「株主へ還元」することが主になりがちで、なかなか従業員への還元ができない現状があります。従業員こそ宝であり、資産である。人的資本の経営の最前線を歩んでいるとも言えます。こういった経営者の姿勢が株式市場でも社会全体でも評価される時代に入ってきているのかもしれません。
創業家経営者だから決断できる一手。
僕も以前考えたことがあるが、従業員一人一人に説明して譲渡契約を結んで、証券口座を保有してもらう必要があるので、主幹事証券は基本やりたがらない苦笑