「ひふみ投信」レオス、リベンジIPOの勝算
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注目のコメント
うーん。レオスを批判する気持ちはわかりますが、「大株主であるSBIの意向はどうなのか」の点に触れないとかなりの違和感です。
51%以上持っている親会社なので藤野さんの意向というよりSBIの意向でしょう。垂直統合として子会社になって口座と残高を増やしIPOなのですから、普通に考えて親会社の利益確定売り、ということですよね。
パフォーマンスが振るわないけど、残高増えてるので、信託報酬が増える、というファンド業としてのビジネスモデルとしてカッコいいかどうかはともかく、シンプルに儲かってますよね。
【追記】
watanabeさんの貼っているこのリンクは一読の価値ありです
https://www.sparx.co.jp/report/special/3374.htmlWatanabeさんのコメントと重ねて。
投信のパフォーマンスの測定は色々な視点がある。例えば…
・どういう資産クラスに投資しているか。これは株とか債券だけでなく、株の中でも大型株なのか、中小型株なのかとか
・リターンの源泉として、どれくらいのリスクを取っているのか。これはシャープレシオと呼ばれる数値が使われるが、単位リスクあたりのリターン
・リターンの源泉として、定性的に何があると考えて運用しているか(運用哲学)。例えば高配当ファンドとバリューファンドで、結果的に同じリスク・リターンだったとしても、中身が違うものでそれを得ていれば運用としては評価されない
下記はWealthAdvisor(旧モーニングスター)でのひふみ投信のページ。
まずピュアにパフォーマンスを見ると、国内中型グロースというカテゴリーのなかで、10年では指数に対してかっており、5年・3年・1年では負けている。
リスク(標準偏差)はカテゴリーの中では低く、結果としてシャープレシオはリターンほど劣後していない。
https://www.wealthadvisor.co.jp/FundData/SnapShot.do?fnc=2008100102
とはいえ、5年でカテゴリー内で負け越しているのは痛い…大きくなって、自己の売買が中小型株投資で影響を与える部分が増えているのはあると思うのと、その時に下げ相場で資金流出を伴って売らないといけないと、増幅して影響が出てくる(ただそういう特性のファンドでそういうポジションを作っていたということ含めての運用でもある)。メディアがポジションを取ること、批判的に書くことは基本的には良いと思いますが、書いている方が「基本的にだめな会社」でケチをつけてやろうという頭で書いていることが言葉の端々に出ているのが、週刊誌みたいで残念
(と、思ったら流石に朝見たときから言葉尻が一部修正されている、、)
成長性や強み、上場の意義が見えないという点についてはその通りと思います