【年収4500万】文系もAIで稼げる「プロンプトエンジニア」とは
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GPTをビジネスで利用する開発で使っていますが、今の所、同じ内容でも日本語より英語の指示書(プロンプト)の方が良い結果が出る体感です。
弊社でGPTを利用する際は、プロンプトも大事ですが、結果のレビューを重視しています。知識伺いなら言葉が流暢なGPTに話すだけで十分でしょうが、ビジネス利用となると、相手の意向を汲み取れた回答ができているかが重要で、ここがGPTが弱いところです。
人間同士のコミュニケーションは曖昧や連想した言葉を使っており、人間なら分かるけどその言葉がGPTの学習内容にない場合、そのギャップを埋める(文脈を理解する)のがGPTには現時点ではできません。
GPTが連想をマスターするのか、プロンプトエンジニア始めAIレビューアーならぬ新職種が登場するのか、どちらが早いのでしょうね。今のChatGPTは幼児期。まだカタコトだと思った方がいい。平気でウソもつきます。アウトプットの真偽を確かめられる人がプロンプトエンジニアには求められます。医療業界であれば、医療に詳しい人でなければむずかしい。
色々な角度から質問をするには、クリエイティブ能力も必要。質問の仕方でアウトプットが変わってきます。
プロンプトエンジニアが優れていても、そもそも保有するデータの質が悪ければ、ジャンクなアウトプットしか出てきません。現在のChatGPTにあまり多くを期待しない方がいいというのが実感です。たしかに対話生成AIのインパクトは、そのインターフェースがテキスト(自然言語)ベースになったことにあります。また、予め質問⇄回答のセットが仕込まれておりコマンド(定型指示文)を入力するタイプの既存のチャットボットとも違い、コンテキスト(文脈)ベースでの会話によって回答を得られるようになったことも特徴です。
こう聞くと、「センスがあれば簡単に稼げるかも!」という気持ちにもなってしまいますが、実際のところ、やはりプロンプトエンジニアリングにも知識とテクニックが必要で、文系だろうと理系だろうと、感覚ではなく、一定のスキル・ノウハウを身につける必要があり、冷静に見る必要があると思っています。
具体的なプロンプトエンジニアリングの手順やテクニックについては、こちらが詳しいものですが(https://www.promptingguide.ai/jp)、これを見るだけでも、求める回答に対する適したプロンプトのあり方、用いるアルゴリズムに応じた対応等に関するノウハウが必要になることが見えてきます。しかも、これらは日毎にアップデートされるはずで情報のキャッチアップも欠かせません。
”ボタンを押せば動く”的な従来の単純なUIと比べると明らかですが、インタフェースがある意味抽象化され、感覚的になったことに応じて、人が入力すべきプロンプトはむしろ高度化しているところがあります(もちろん正確性を追及すればということですが)。
また、プロンプトエンジニアのタスクとしては、ことビジネス観点では、「回答を引き出す」という最終結果だけでなく、どのような試行錯誤を経て回答を導き出したのかの手順・経緯を明確に示し、レポート化し、また再現できることも含まれるはずです。
たしかに「文系でも稼げる」可能性はあるものの、「文系全員が稼げる」ではないことには注意が必要ですし、高給のためにはそれなりの努力・習得が必要な領域がこのプロンプトエンジニアリングであるという印象です。
冷静に日進月歩の技術進化をキャッチアップすることの重要性を感じます。