百度が発表「中国版ChatGPT」で中国人に即バレた不都合な真実
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別記事にもコメントの通り、一見、”中国産LLM”
(Large Language Model)(≒中国版OpenAI)
への挑戦は「つい最近始まったばかり」かつ
「Baiduが大きくリード」の印象受けますが、実態は
必ずしもそうではないようです
(参考)’23年〜の中国産LLMに関する報道
・Baiduの文心(アーニー)積極展開 【本記事】
・李開復(元MSRA創設者・元Google中国社長)
による”Project AI 2.0”始動
・王慧文氏(美団共同創業者)の300億円調達、・・・
実はこれら「IT大手」の動きは「氷山の一角」に過ぎず
「大学/研究所」を起点に5年前から着々と進行中
・中国ではLLMを作る能力持つチームは12ある模様
・特に「大学/研究所発」が着手時期・実力値で頭一つ
抜けており、次に「IT大手」が続く
この「大学/研究所発」で注目すべきプレイヤーは
少なくとも次の2つ
・智譜AI(Zhipu AI):‘17年からLLMの発展を予見、
官民共同でスタートした中国版OpenAI
-智源研究所(清華大学発)の副院長が創設、
大学・政府が計10億USDものリソースを投下した
成果をSpinoff。既にGPT-3.5レベルに到達と自負
-国際論文を通じて「知る人ぞ知る」存在
・瀾舟科技(Lang boat): 李開復氏の立ち上げた
インキュベーター「創新工場」がMS出身者中心に創設
-李開復氏の”Project AI 2.0”もスクラッチではなく、
同社技術をベースに立ち上げる模様
Open AI(GPT4.0)を100点とすると、ざっくり
現時点の中国の到達点は以下との声も
・大学発 智譜AI 60点(GPT-3.5)
・Baidu 30点(GPT-2.5)
・Bytedance米国ラボ ~30点
「中国のGenerative AIは大きく出遅れ」と認識しがち
ですが、実際はそうとも言い切れません
実際に業界関係者/VCと議論して回ると、また違った
景色が見えてくるものです(反省と自戒を込めて)
(過去コメント)
AI研究の大物カイフー・リー、ChatGPTに挑む新会社「Project AI 2.0」を設立
https://newspicks.com/news/8249292?ref=user_227287