坂本龍一さん死去、71歳 21年に直腸がん公表
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世界中に名の知られた日本人アーティストが逝ってしまったことは残念で仕方ありません。坂本さんはブラジルとも繋がりが強く、チェロ奏者のジャッキス・モレレンバウム氏と共にボサノバの生みの親であるトム・ジョビンへのトリビュートアルバムを作成するなど、ブラジル人アーティストとも深い親交がありました。
2017年にはジャパン・ハウス サンパウロのオープニング記念イベントに来て頂き、サンパウロのイビラピエラ公園の野外公会堂で公演して頂きました。超満員になった会場が坂本さんのピアノが始まった途端に一瞬にして静寂が訪れた瞬間に鳥肌がたったことを昨日のように覚えています。
公演後スタッフたちと一緒に食事をさせて頂いた際にも、一人一人の話に静かに耳を傾けられていた姿が忘れられません。
どうか安らかにお眠り下さい。ブラジルからもたくさんの哀悼の意が送られることと思います。moreTreesの活動に賛同し一時期関わらせていただきました。
そして、生演奏を聞いて涙し、楽屋で握手していただいたこと、忘れません。
ChatGPTの話題が溢れる中、人は何が大事なのかを改めて考えさせられる、坂本龍一さんの訃報でした。
ご冥福をお祈り致します。残念です。平和を願う特番などで度々曲を披露してくださいました。昨夏TBS系の終戦特番のテーマ曲は、坂本龍一さん永遠の名曲「戦場のメリークリスマス」の最新バージョン「Merry Christmas Mr. Lawrence - version 2020」でした。筑紫哲也さんがキャスターだった頃は、ニューススタジオで生演奏してくださいました。地雷ZEROのキャンペーンソングも坂本さんでした。
世界に名を馳せた”教授”…やすらかにおやすみください。ありがとうございました。