政府 半導体製造装置の輸出管理厳格化 中国などへ手続き厳しく
NHKニュース
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これまで輸出管理の対象でなかった高性能な半導体製造装置を対象に加えたもの。厳格化では誤解を招く。
対中国とせずに、全地域向けにしているのは、従来のワッセナー・アレンジメントが全地域対象の制度だから。
ただし、当然、中国が念頭にあるので、運用で軍事用途の懸念の濃淡で差をつけている。
おそらくオランダも類似の対応をする。
10社程度の日本企業が関係してくるが、運用方針を具体的に理解してもらうことが重要。中国はロシアに対し軍事支援はしていないものの、武器弾薬製造に必要な半導体は供給していますし、南沙諸島や尖閣などへの領土拡大や台湾侵攻のため軍事力増強を続けており、それにも日本の半導体製造装置が使われています。しかもチベットや新疆ウイグル自治区、香港などでの非人道的行為、言論弾圧など、強権的支配を続けています。このような状況では輸出管理強化は当然というより遅いくらいでした。
半導体やディスプレイなどの製造に欠かせない前工程、後工程の装置は、米国のAMAT、オランダのASML、そして日本のメーカーが世界をリードしています。
経済安全保障の観点から、厳格化は当然の対応ですが、高い報酬に釣られて管理対象国の企業に転職する日本人技術者もいるので、機密漏洩での個人に対する罰則強化も併せて必要でしょう。