プールやスポーツジム、大浴場…タワーマンションに、なぜか「無駄な設備」が多い「意外すぎるワケ」
現代新書 | 講談社
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注目のコメント
湾岸エリア・タワーマンションに限らず、ファミリータイプの大型分譲マンションは、ほぼ例外なく共用部をウリの一つにしています。それは、以下の理由です。
・大規模な共用スペースを確保しても十分に利益が出る
・戸数が多いので購入者も多い。ウリのネタは多い方がいい
・基本的にデベロッパーは売ったら終わり。とにかくネタ作り
・共用部があればウリとなるイベント(入居2年程度で終了)と連動させやすい
★なんだかんだ言っても、これらが「買い」につながる
物件ごとの特設サイトは、どれも華やかに作られています。メインターゲットである30-40代のプレファミ・ファミリー世代の心を掴むために、共用部のウリが必要なのです。この記事の筆者のように、冷静に数十年先の管理費や修繕のことを考えて購入する人がどれだけいるでしょうか。
事業主だけではなく、買い手側にも問題があるのです。