8年間拡散され続ける、東京大学での「名式辞」全文 「善意のコピペや無自覚なリツイートは時として、悪意の虚偽よりも人を迷わせる」
デイリー新潮
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さすがの教養学部長ですね。
2年間、全学生が教養学部に属する東京大学で、3年次以降の2年間も(後期)教養学部として過ごした卒業生たちがこの式辞を聴くことの意味を痛感します。
それでいて、誰にとってもためになる、そんな内容ですね。
「教養」とは一体何なのか。
一見答えのないようでいて、しかし実は、よく言われる答えがありふれているこの問いに、実践的な面で(聴衆に行動を伴わせて)強く答えを投げかける姿勢が、綿密に練り込まれていて素晴らしいものだなと感じました。
注目のコメント
>まことにその通りで、これから皆さんが語る言葉には、常に名前が刻まれています。それは皆さんが普段名乗っているいわゆる「名前」だけでなく、東京大学という名前であり、教養学部という名前でもあります。ですから皆さんは、今後どのような道に進むにせよ、研究においても仕事においても、けっして他者の言葉をただ受動的に反復するのではなく、健全な批判精神を働かせながらあらゆる情報を疑い、検証し、吟味した上で、東京大学教養学部の卒業生としてみずからの名前を堂々と名乗り、自分だけの言葉を語っていただきたいと思います。
ホントその通り。