管理職「なりたくない6割」時代の背景 出世より「持続可能な働き方」の価値観に変化
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管理職になりたいかどうか、という問い自体がもう賞味期限切れだ。
1人では成し遂げられないことがあるからチームで、組織で仕事をする。まず重要なことはどんなミッションに取り組むかであって、そのチームを率いる立場になりたいかどうかというのは本質的な話ではない。組織の立場からは、まずポジションありきで適任と思われる人にオファーをすれば良いだけのことだ。もしくは条件を明示して内外から募れば良い。小さな組織なら話はシンプルだ(ただし適任者を探すのは難しいが)。
大きな組織が複雑になるのは、人事それ自体が目的化してしまうからだ。何のための昇格や異動なのか。みんなが定年まで勤め上げる前提なら”従業員のキャリア形成”を会社が考えてあげる必要性も理解しないでもないが、そんな時代はとうに終わっている。ポジションが空かないのに昇格させる意味は本来ない。成果の出ているチームはそのまま続投させればよく、成果の出ていないチームは管理職を含めメンバーを入れ替え、新しい人に任せる。そのときに「あなたは管理職になる気があるか」なんて持って回った聞き方をしないで、ストレートに「あなたにこのポジションをお願いしたい」と言えばいいだけだ。断っても悪いようにはしない、という心理的安全を守った上で。
注目のコメント
>「管理職は、責任が重くなり、長時間労働になるので避けたいと考える傾向が強まっています。また、強く言えば、ハラスメントだと訴えられる可能性だってある。マネジメント力に自信がない人は手を挙げなくなっている」
と言うか、マネジメントスキルが無い人が管理職(マネージャー)をやってはダメよねw
逆にいえば、マネジメントスキルさえあるなら新卒入社して数年で管理職をやったって良い。
管理職=偉い、というのがオカシイのですよ。
あくまでも『社内における役割の一つ』でしかないのに。管理職役割なのですが何を管理するのかが曖昧で、現場と幹部との狭間でしわ寄せが著しいことが原因かと。
処遇過程の一つの段階なので、責任の割に給与は少なく、横を見れば部下なし管理職や○長待遇など最早意味が分からない横槍もいるので、調整コストだけでも労力がかかります。
そんな姿に将来のキャリアは見いだせないと感じるのは必定です。管理職という言葉自体に抵抗感を感じる。同じく権限という言葉にも。
べつに楽したいとか、上に立ちたいとかは思わないけど、情熱ありすぎて
自分の自由度が縛りを受けると、やりにくくなると思いましたね。
働きに応じて黙って給料上げてくれればそれが一番嬉しい(笑)