「偏差値下がる」批判も一蹴 大学入試の「女子枠」なぜ必要?
毎日新聞
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『井村理事によると、女子枠導入については肯定的な意見が多かったが、一部の学生からは「逆差別」「偏差値が下がるのでは」などの反対意見もあったという。』とあります。
しかし、東工大の学勢調査では、賛成寄りが28%、反対寄りが49%で反対意見の方が多いことが分かりました。井村理事は女子枠反対の声を矮小化していると感じます。
学勢調査結果リンク: http://www.siengp.titech.ac.jp/gakuseichousa/2022/2022_gakusei_teigensho.pdf#page=173
注目のコメント
偏差値は親の経済力に左右され、さらに同じ親でも(特に低所得層では)息子にかける期待や教育費と娘にかける期待や教育費が異なることが教育社会学などで指摘されています。
また、アファーマティブアクションの説明は、アメリカでも歴史的には「過去の不平等の是正」から「多様性により大学のパフォーマンスをあげるため」という説明にうつってきているようです。>日本で理工学系に進む女子学生が少ないのは、「女性は理数系が得意ではない」などのアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)が理由の一つだと指摘されている。
これは本当に深刻な問題です。理系を目指す女性が数少ない上に専攻にも偏りがあり、理学や工学を目指す女性は更に少なくなります。
背景には進路指導や親意向が根強くあり、何らかの施策抜きに男性文化となってしまった世界を変えることは困難です。