サイバーが採用したデータクラウドの変革力
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データ、インフラ周りについて、理解を深めたい経営者、必見です。
AWSの目の上のたんこぶと評されることもある(と思いきや、お話をきいたら非常に優良なパートナー/フレネミーでした)、クラウドベースのデータウェアハウスSnowflakeについて、導入して効果を実感しているサイバーエージェントさんに伺いました。Snowflakeを最初に知った時、クラウドベースのデータウェアハウスを提供するというとてもシンプルなソリューションで、あまりピンとこなかったことを覚えています。クラウド上でデータウェアハウスを作るのね、くらいな感覚。でもAWSやGoogle Cloudのサービスで十分なのではと思いました。自分の先見性の乏しさを痛感させてくれたのがSnowflakeでした。
今ではクラウドのコンピューティングパワーとリソースをフルに活用したデータウェアハウスがこんなにもデータ活用の利便性とデータ管理の効率性を向上させるものなのかと感心しきりです。データって指数関数的に増えていくのでスケーラビリティが課題だったのですが、Snowflakeはそれを解決。
そしてデータはためているだけじゃ宝の持ち腐れ。今までは分析しようとしてもデータを準備するのにものすごい時間がかかってました。特に日本企業にはデータベース専門の管理者がいなかったので、情シスの人が片手間でやるもんだから大変。Snowflakeはそれを分析したい人が分析したい時に分析したいデータで分析できるようにしました。ものすごくシンプルなことだけど、データと役割がサイロ化してたのでできなかった。そのサイロをなくしたのがSnowflake。
これから導入する日本企業はますます増えると思います。買収した生成AIベンダーとの統合にも注目です。データ利活用にむけた課題の中でも共通した課題ってなんなんでしょうね、
特に大企業を対象とすると
・障害対応によるコスト増
・データの鮮度落ち
・データのサイロ化
・エンジニアサイドとビジネスサイドでのコミュニケーションコスト
のような課題が共通になりやすいのかなと。
また、それらの課題の解決策のひとつとして、snowflake on AWSがあること勉強になりました。