英文作成ツールのGrammarlyがジェネレーティブAI機能を実装へ
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Grammarlyを使い始めて10年近くになりますが、年々その機能が進化する様を見てきました。ネイティブではない自分が仕事をする上では必須アイテムです。そのGrammarlyが更に進化するとのこと。もっと手放せなくなりそうです。
Stable Diffusionなどの画像生成AI、Chat GPTを代表とする文章生成AI、この数ヶ月で一気に生成系AIが注目を集めることになり、AIに関連するニュース報道もChat GPT一色になっています。
AI、とくに機械学習の技術研究については、2010年代のディープラーニング技術の再注目の頃にはすでに米中が世界をリードしており、日本は後塵を拝し続けている状況で、この生成AIに関わる技術でも同様です。
こうした事実を背景に、日本のビジネス界が大きく可能性を持っているのは、世界から発信されるこれらの先端アルゴリズムやAIモデルをいち早く既存ビジネスに取り込み、新たなビジネス応用のモデルや仕組みを作っていく「産業実装」でしょう。
このGrammarlyのようにデジタル関連のビジネス領域はやはり海外勢が強いところ。日本企業に求められるのは、製造業、建設業、医療、ヘルスケアなど、物理的なフィールドを持つレガシー産業でのこうした生成AIの活用用途の発見、実装、運用です。
海外の知見を取り入れ、自国の産業を高度化し、そのビジネスモデルをまた海外に輸出していく。その第一歩として、フィジカルなビジネス現場における産業実装における研究開発と投資の活性化を期待したいところです。ウクライナ発スタートアップ、GrammarlyがGenerative AI機能「GrammarlyGo」の実装を発表。よりパーソナライズされた文章の編集をしてくれる。4月から一部地域でのベータ版の展開を開始するそう(日本は対象外)。
Grammarly発表:https://www.grammarly.com/blog/grammarlygo-augmented-intelligence/