安易に始めると地獄…キッチンカーの過酷な実態 売上の20%がテナント料で消える
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何を売るかも大切だけど、どう売るかが重要。
移動スーパーとくし丸という事業を全国で展開している。現在、1,100台以上のとくし丸が毎日稼働している。創業したのは2012年。なので、もう11年やっていることになる。
でも、2台でスタートした創業当初は、本当に売れなかった。創業前は、バンバン売れると思っていた。ところがドッコイ、である。
これはキッチンカーも同じこと。「何を売るか」はもちろん大切だけど「どう売るか」も考えておかないと大変な目にあうこと間違いなし。
では、とくし丸はどうやったか。それは、開業前に対象地域のお家を、一軒ずつ地道に真面目にこまめに歩いたのである(今も歩き続けている)。信じられないかも知れないけれど、それがあって初めて売り上げにつながるのだ。
キッチンカーであれば、また別の努力が必要なのだろうが、「ハイ、クルマ作りました。メニューも自信あります」だけでは、売り上げは立たない。どこでどうやって販売するのか?ソコがとても重要になってくる。
場所が良ければ賃料が高く、人が集まらなければ売り上げにつながらない。そこを、どんな工夫とアイデアで乗り越えるのか。商売とは、とてもムズカシイ。安易に初めて成功したとしたなら、それは「偶然」である。でも、グーゼンには、トーゼンなかなか当たらない。金銭的にも時間的にもあらゆる面で出店ハードルが低く、地の利が無い場所にも出店可能なのがキッチンカーの特徴の一つ。あくまで提供形態が実店舗ではなく「車」と言うだけの話で、いかに出店先で常連さんを獲得できるかが、売上を大きく左右する重要なポイントです。
脱サラして屋台でも引くか。が昔の起業代表でした。そしたら地回りにみかじめ料をふんだくられた。言わんこっちゃない。みたいな渡世は変わっていない。起業の前にまず学び。