伊藤羊一が説く「新しい上司と部下の関係」、リーダーに必須のマインドとは
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私は最近「45歳の壁、55歳の谷」という本を書かせていただいたが、その際に仕えたい上司について調査をしました。結果は以下の通りでした。
叱咤激励型:16%
相談型:54%
サーバント型:30%
「叱咤激励型」は檄を飛ばしてガンガン引っ張っていくような上司、「相談型」は部下とよく相談し、自分も汗をかいて取組む上司、「サーバント型」は部下が自ら考え、働くことを支援する上司。
実際にはこれらの要素を組み合わせて使い分けるのがいいと思うが、総じていえば「相談型」「サーバント型」といったフラットな組織に対応したマネジメントが求められるようになっている。
その背景には、仕事自体が複雑化したことで、「上司が決めて、部下が頑張る」みたいなことではなく、チームとしての知恵の結集が求められるようになったからだと思う。
「ジョブ型社会」と言われて、専門技能を持つことの重要性が言われているが、それ以上に、スタッフを束ねてリードする「マネジメント能力」の重要性が高まっていると思います。