「営業とマーケの壁」という組織課題に、そろそろ終止符を打とう
コメント
注目のコメント
非常に興味惹かれるテーマ。
登壇者の方々には全く及びませんが、比較的長く営業部付けのプロモーションや、営業との距離が近いスタートアップでマーケティングに携わり、失敗もしてきた身として思うのは、マーケティングと営業がお互いに「糊代(のりしろ)」を作ることの大切さです。
本来はチームであるべき相手方の部門が、どのような目標の下で、どのような体制で、日々どのような業務を進めているかを知ることから始め、時にはマーケが営業商談に同席をさせてもらったり、お互いのミーティングをオブザーブしたり、アイデア出しのブレスト会を設定したり、、、相手部門の業務を自ら手掛けることはないとしても、相手の状態や課題を知ることが、方向性のズレを知る機会になり、同じ目的に向かった施策検討のヒントを与えてくれる上、そうした行動がいつの間にか壁を壊して風通しの良い協力体制を実現するものだと感じます。「頭では、わかっていた。では、どうやって行動に移せばよかったのか?」
小さくまとまり、うまくコミュニケーションができなかった過去の自分は、何をすればよかったのか。収録現場でゲストの皆さんの話を聞きながら、繰り返し自問自答していました。
営業とマーケティングにとどまらず、組織間に存在する壁。
経験のあるリーダーは、どのようにして、壁をぶちやぶったのか。
痛みを伴うこともあり、ためらうこともあるかもしれませんが、この番組を視聴いただき、一歩踏み出す勇気をもってもらえると嬉しいです。前職でマーケティングと営業をグループ長という立場で兼務したことがありますが、個人的には時間軸の違いを明確にするようにしていました。営業は今年の予算を達成すること、そして現在発生している課題(製品の使い勝手や低コスト化、ロングライフ化など)の解決を優先し、マーケティングは顧客の研究開発部門と深く付き合い、数年後のニーズを聞き出して開発と連携し製品開発を進めるようなイメージでマネジメントしていました。そうすることで双方で立場を理解でき、また必要性も感じて、それなりにうまく回せていたように思っています。