米財務長官がキーウ電撃訪問、支援継続を再表明
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戦争は金が無くなれば負けますので、外貨の供与は、死活的に重要です。
第2次世界大戦の時の日本のように、赤字国債を大増発して戦争を継続する、という例もありますが、ウクライナのように、エネルギーも兵器も貿易を通して得る必要がある国は、外貨を必要とします。
ウクライナの財政を支えているのは、米国です。
EUや日本やIMFや世界銀行も一部出していますが、圧倒的に出しているのは米国政府です。
米国政府は、2023年2月から9月の間に、ウクライナ政府の財政への補助として、100億ドルを供与することをすでに決定しています。
それとは別に、「ウクライナ再建費用」として15億ドル、
ウクライナとモルドバのエネルギー供給のために11億ドルが供与されます。
ウクライナは、2020年の国家予算が300億ドルでしたから、自前でこの戦争を継続することは不可能です。
少なくとも戦前の国家予算に匹敵する金額を年間を通して諸外国から供与されないと、戦い続けることはできません。
ウクライナ戦後復興費用、7500億ドル近くに上る可能性=首相
https://newspicks.com/news/7714320?ref_q=%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%80%80%E8%B2%A1%E6%94%BF&ref=search_1125005&ref_t=comment
https://euromaidanpress.com/2023/02/27/us-secretary-of-treasure-announces-usd-1-25-billion-aid-during-visit-to-kyiv/いよいよ米国のロシア攻めが本格化するのだと感じます。
予算委員会に連日終日拘束されるわが国の総理にもっと機動的に動ける力、というか自由度を与えないと、国益を損なうおそれがあると思わざるを得ない、一連の動きです。トップ外交として私達が見えているものは、その裏に100倍以上の見えない駆引きが積み重ねられています。
アメリカが動き、中国が動いています。
ウクライナも動いていますが、ロシアはやや空回りしているようにも見えます。
未だにウクライナ訪問が出来ない岸田総理の耳に、この裏側の駆引きのうちどれくらいが共有されているのでしょうか?