次世代車技術の特許出願、Amazonが首位 米テック5社分析
日本経済新聞
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注目のコメント
「次世代車開発を巡り車大手とテック大手の合従連衡の流れが強まる可能性がある」
と書かれているのはまさしくその通りだと思います。
よくある市場分析のフレームワークにおいては、従来の3C(Customer, Competitor, Company)に加え、2C(Co-Operator, Communication)が重要であるという考えもあります。
従来からハードウェア開発一辺倒だった自動車OEMは、2Cの部分が劣る会社も見受けられますので、BtoCで急成長してきたGAFAMと自動車OEMとの連携は待ったなしだと思っております。
と同時に、これらの協業によって自動車OEMの新たな成長が見られるかもしれないと思うと、今からとてもワクワクしています。特許の出願は数と質の両方が大切です。それでも量でテック企業が存在感を示すようだと「認知」「判断」の分野を握られかねません。「動作」では自動車メーカーに優位性があるとしても、自動運転の上流を支配されるわけですから。
電動化、繋がる化と相まって既存の自動車メーカー経営は難しい決断を求められる時期が間近に迫っています。Amazon が来年までに10万台配備まで増やそうとしている Rivian Van は配送業務の効率化のための様々な技術がちりばめられており、テスラに次ぐ EV であることとあわせて非常に興味深いです。