米メタ、新たな人員削減を検討 組織再編の一環=報道
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日本では「非正規労働者」の数が「2,000万人」です。
労働人口が6,900万人なので、約30%近くが「非正規労働者」となっています。
低賃金、雇用状態の不安定さなどの問題があり、近年では
ファーストリテイリング
IKEA
スターバックス
などが、非正規労働者の「正社員化」を進めています。
雇用の不安定さは、人の心理にネガティブに働き、回って経済に悪影響になる、という研究もされています。
アメリカの景気の先行きを図る指数の一つに「ローン延滞率」というのがあります。
クレジットカード、カーローン、住宅ローンなどが、どれくらい延滞されているのか。
その数値が昨年末から、急激に悪化し、特に若者がローンが払えなくなっています。
アメリカ式の、雇用と解雇が繰り返されて、経済が新陳代謝していく、という仕組み。
景気が良ければ大量に雇用し、悪くなれば大量に解雇し。
この大きな振れ幅は、次第に人々のマインドを悪化させ、若者に影響を及ぼし、最終的には「心の豊かさ」とは、ほど遠い結果になると思います。
今「ウェルビーイング(心身と社会的な健康)」の重要性が問われています。
僕は、日本の非正規を正社員化する流れの方が、幸福度は上がると思っています。Span of Control, ひとりのPeople Managerが何名のメンバーをManageするかの概念は組織運営上非常に大切で、少なすぎると階層が無駄に多くなり、多すぎると手が回らない。組織は一般的にマネージャーを増やしたくなる傾向が常で、階層が増加し意思決定のスピードや情報の透明性に影響を与えがちですね。改めてSpan of Controlを検討して組織のフラット化を行うこと自体は健全なことかと思います。ただ、これが人員削減と直接的に関わるのかは真意がはかりかねますね
早めに手を打つことで将来のリスクを少しでも落としたいのだと思います。他のメガテックももう一周するのは避けられないのでは。ただ、そこで外に出た人間が新たな挑戦ができる環境があるのがアメリカなので、時間はかかるかもしれないですが新たな息吹が生まれてくると思います。