五輪談合、電通など6社を告発へ 公取委
コメント
注目のコメント
こういうのどうやったら無くなるんですかね。どう考えてもダメなのに、無くならない。
大きな入札があると言えば、不動産や都市開発、ITシステム開発などもあり、それらの分野でも同様の事件はあると思いますが、とは言えリソース・開発力、資本力とかに違いがあり、ある程度競争力のある会社に受注が流れることは必然な部分もあります。それでも、きらりと光る提案やコストメリットがあれば、小規模の事業者でも受注が可能なはずです。そして品質には当然差があるので、発注側もコストと品質のバランスが良いところを当然選ぶようになる。
広告マンになったことがないのでわかりませんが、クリエイティブの要素が強くある程度小規模でも良い提案ができる分野なのでしょうか。だからこそ、談合のインセンティブが強くなる。
ほんもののクリエイティブな競争や、データを活用したマーケティングの最適化とか、ちゃんと競争しないと、結局日本のマーケットが衰退するだけです。持続的に事業運営するためには、単発では無理をして受注しても結局はプロジェクトごとに一定の収益を確保しないとやっていけないはずです。
投資銀行も価格ダンピングや属人性でいくらでも大手が負けるケースが存在しますが、大きな視点で言えば、ちゃんとやることやっていて、優秀な人材を引きつけられる企業が会社としては勝ち続けます。
こういうことをやっていると、結局大企業から優秀人材が流出し、どんどん談合でしか入札を勝てないという悪循環に陥いります。ちゃんと優秀な人材が働きたいと思えるような状況を生み出す努力をしないと、衰退する一方だと思います。談合って、やるほうも問題だけど、一方で、発注者側の能力不足を受注者側が補うという側面は少なくないです。
発注を丸投げする発注者側にもメスを入れるべきでしょう。そもそも、能力もないのに発注する側に立つのが問題で、そこに付け入ってきたという構造なんだと思います。