本当に大事なのは、売上の裏にある「なぜ売れたのか」 わかりやすい指標に踊らされないためのマーケターの着眼点
コメント
注目のコメント
同じ誕生日の大先輩池田さん。
冷静なコンサル目線だけでなく、
温かい愛があります。
結局買ってもらうというのは、
気に入られて、愛されるという事なんですよね。
数値はあくまで結果なので、
どこまで提供者が愛される努力をしたのか?
という事の通信簿なんだと思います。「最適化志向が行き過ぎてしまって、倫理や道徳をすっ飛ばし、「売るためには手段を選ばない」みたいな人間だけが勝つ世界になってしまうことが危険だと考えます。。。その手法は、戦術とか最適化を極め行き着いた“美意識のない終着駅”みたいなものだから、持続可能ではありません。」
「美意識のない」という表現いいですね。結局今のe-commerce 業界、スタートアップ業界も労働もコストも最適化重視で、美意識がない考えや手法がほとんどだと思います。なので美意識のないキャッチーな言葉がオンライン上を蔓延っている。ベルリンでいろいろなマーケターやスタートアップコンサルタントに会いますがいかにして早くお金を生み出してexitするということしか頭にしかないから、人間として美しくなく、魅力に感じません。もちろん最適化は必要ですが、視野が狭くなるのは良くないですね。マーケティングや実用的なもの以外の本をもっと読むべきだと思います。
私も最近e-commerce を立ち上げましたが、10%offなどのポップアップウィンドウは見た目に美しくないし、邪魔だし、10%オフがあるから買うというトリックは嫌なのでしない、商品やコンセプトに共感する人に買ってもらいたいとウェブサイトエージェンシーに言ったら、びっくりされました。あなたはe-commerce のことをわかってないみたいな反応をされましたが、皆がしているからと言って同じく短絡的なマーケティング手法を取らなくていいと思います。
「この商品じゃないと絶対にダメだ」なんていう商品は、もうこの世にほとんどなくなってきている。」
これはもっともで、だからこそ、一つ一つに心が込められた手作りものや、limited edition もの、大量生産ではないものがこれからもっと人の心に刺さっていくのではと思っています。これはまさにコロナ禍であったり、ウクライナ戦争による価格高騰の時期だからこそ痛感する内容ですね。
コロナ禍の状況を見て、免疫力や健康的な商品を求めるのか?
それとも、より長期的な売上を重視し、長く愛される新商品に力を注ぐのか?
目の前の利益を求めるなら前者。多少のリスクをとっても持続的に売れる商品を求めるなら後者。
どちらも大事だけど、両方には時間とお金がさけないから、難しいですね。