出生率を改善させる政策はない…各国の過去数十年のデータから見えてきたこと
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2019年の世界銀行のデータだと、合計特殊出生率の世界トップランキングは以下の国々です。
1位 ニジェール 6.8
2位 ソマリア 6.0
3位 コンゴ民主共和国 5.8
4位 マリ 5.8
5位 チャド 5.6
アフリカ諸国の独走状態で、いずれも激烈な内戦が長期に渡って続いている国々ですが、高い出生率の原因は、アル=カーイダ系勢力などの台頭による内戦と集落での頻繁な暴行、戦闘員確保の必要、略奪や流通の途絶による飢餓のため自給自足の労働力を確保する必要、医療の不足、幼児死亡率の高さ(出生率の割に人口は必ずしも増えない)などが考えられます。
https://worldpopulationreview.com/country-rankings/total-fertility-rate寛大な支援政策を行なっている北欧諸国やアイスランドですら出生率は低下気味であり、それが経済的インセンティブを生みだす可能性は低い。
→出生率を上げるために必要なことは何なのか?
①子供を持つことで生まれる「家庭愛の良さ」をより多くの人が重要であると感じること。
②子供や家族と一緒に時間を過ごすことの価値を知ること
お金ではなく、そこでしか得られない「家族を通じた感情や愛」がより多くの人に伝われば、出生率は上がるのではないか?と思います。まさに荒川さん@独身研究家が日頃発信されている内容に近いように感じました。
>同紙が掲載する子供がいない英国人女性を対象とした調査によれば、子供がいない上位の理由は、キャリアや生活スタイル、または経済的な理由よりも、「適切なパートナーを見つけられていない」ことだった。一番の理由は「子供を望んでいないこと」で、それに次ぐのがこの理由だったという。