家事は外注、子どもとの時間を増やしたい 親の価値観変化で家事代行サービスの市場規模拡大
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取材していただいた、(株)タスカジ代表取締役 和田です。
この5年で家事代行のニーズが急激に増えました。
以前はベビーシッターと家事代行の使い分けの議論はあまりありませんでしたが、最近は子供との時間を増やしたいなら家事代行といった流れができてきた気がしたます。
また、法人の福利厚生としても、労働時間を捻出するためのベビーシッターではなく、リモートワークが増えた従業員の仕事環境の向上を目的とした家事代行を契約導入する企業も増えてきていています。
(カップラーメン食べながらミーティングという生活が心配だからという声も。)
少しづつ変化しています。今の共働き世代の辛さは、まさに、子育てと家事を基本的に妻か夫の2人のどちらが行わなければならない、という構造にあると思うんですよね。家庭外の人に頼むということのハードルがまだまだ高いが故に、結果的に妻と同じように大変な夫が増えた、というように思えてしまいます。
私自身は、離婚したこともあり、近くに住む両親と、子どもが小さい頃はシッター、シッターも1人ではなく複数人体制で、週末は家事代行で掃除と料理、とフルで活用していました。
でもここまで振り切れたのは、やはり私が稼がないといけない、という、ある意味家事よりも最優先で仕事をするための「言い訳」があり、かつ、あらゆる境遇に恵まれてそこにお金を投じられた、からにほかなりません。だからこそ、家庭のことを第三者に任せる、というカルチャーの醸成と、それを資金的に補える国からの補助が必要なのではないかと感じています。家事代行のコスト負担が可能で頼めるのは、それなりに稼げる家庭なのは確か。夫婦共働きが多いのかも。でも、記事にあるように、家族が家事しなくなるのはいかんともしがたい状況である。また導入に際して、夫婦間でも他人を家に入れることの許容度も異なるため、利用できないってこともあるようだ。
うちは、子どもが産まれたころの数年間、掃除メインで入ってもらってました。当時はサービス提供者も少なく、単価も高かったものの、ホントにキレイにしてもらえた(too muchだったとは思う)。今はだいぶコストも下がってきて、使いやすくなってると思います。お掃除苦手なので、やってもらえるのは有り難い。炊事は買い物含めて全く苦にならないのでいいかな。