カーライル系ファンド、日立機材を買収へ
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注目のコメント
今回のように、大企業グループの再編に、もっとファンドが活用されるようになって欲しい。日立建材の皆さんが、ファンドが入ってよかったと思われるようになることを祈りたい。
2015年も変わらず積極投資ですね。
日立グループは、PEと上手く付き合いながら再編を進めている印象を受けます。
昨年末にはアドバンテッジパートナーズへ日立ハイテクノロジーズ/日立ハイテクインスツルメンツのボンディング装置事業を譲渡(3月末クローズ予定)していますし、2013年にはロングリーチグループへ日立ビアメカニクスを売却しています。
佐山さんの仰る通り、大企業グループの再編にもっとファンドが活用され、PEファンド業界が盛り上がっていく事を期待しています。カーライルのプレスリリースを見ると以前から日立金属に対して様々な提案をしており、日立機材社長に対して日立金属から協業を推奨する紹介があったと書かれている。カーライルもこうした能動的提案活動をこれまでも行ってきているが、なんだかんだいって8割方は事業売却オークションで投資してきた。本件は日本企業に対する投資ファンドの地道な提案活動が、日立という大企業を動かすほどになったという注目の案件と言える