児童生徒900万人の学習端末データで授業改善へ 文科省
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こちら文科省の学習e-portalに関連する記事かと思います。この2年ほど実現に向けて文科省は動いてきて、すでに実証事業も進んでいます。なので、今日になって急に出てきた話ではありません。
学習データの利活用は、子どもたちのより良い学びやウェルビーイングのために活用していってほしいと私も考えています。ただし、国全体でこの政策を実現するにはまだまだ課題があります。
・様々なメディア・ツールを使って学んでいる中でデータをどう統合するのか
・データを収集したとして、ダッシュボード作って示唆を明確にしないと学校現場で楽に使えない
・データは本来学習者のものであるはずで、学習者自身もそのデータを活用や持ち出しできるのか。
・個人情報やデータの解釈の問題などのリスクにどう対応するのか
・全国で格差なく学習データ利活用進めるべきだが、財源が未だに明確でない
といった点はまだまだ議論と対策が必要です。
方向性賛成ですが、各論はこれからです。私も関連する会議体で委員を務めていますので、きちんとイシュー立てや提案をしていきたいと思います。教員からすると、一見「おいおい、これ以上余計な仕事を増やさないでほしい」と思われるかもしれませんが、データの活用にコミットをしてうまく活用し、継続できる仕組むをつくることができれば、仕事効率はめちゃくちゃ上がり、時間が生まれるんです。最初のコミットするハードルを現場が乗り越えられるようにサポートする事が肝ですね。
教育データ活用、ようやく。うるわしい。データ活用にしろデジタル教科書にしろ、文科省が頼る大御所の学者が「研究が必要」「時期尚早」とか言って日本は動かなかったんですよね。ああいう先生方どうしていらっしゃるのかしら。(ぼくらがデジタル教科書教材協議会を立ち上げたとき、IT系の学者は軒並み参加したけど教育系の学者は誰も参加してくれませんでした。)